加賀電子による新光商事のTOB(プレミア +4%)まとめ
🔄 最終更新日: 2026年9月23日
基本情報
被買収企業 | 新光商事(8141) |
買付者 | 加賀電子(8154) |
公開買付期間 | 26年5月18日〜6月26日 |
公開買付価格 | 1,580円 |
プレミアム | +4% |
買付け後の上場 | 廃止 |
公開買付けに関する経緯
2024年3月頃
- 検討開始(加賀電子側): 加賀電子は、純投資目的で新光商事の株式取得を開始した。
2024年4月〜5月
- 村上氏らとの対話とMBO提案: 新光商事は主要仕入先との契約終了を受け、大株主である村上氏らと面談。村上氏らからMBOによる非公開化の提案があったが、新光商事は上場維持の必要性を理由に採用しない旨を伝達した。
- 2024年4月: 新光商事がルネサスとの特約店契約終了を公表。村上氏らから面談申し入れ、MBO提案とアライアンスの有効性を示唆。
- 2024年5月: 新光商事がMBOによる非公開化は採用し得ない旨を伝達。村上氏らは業界再編支援の意向と継続協議を希望。
2024年8月以降〜2025年6月
- 新光商事の事業強化と資本政策: 新光商事は、事業環境の変化に対応するため、新規代理店契約の締結、レスターとの資本業務提携、シミズシンテックの完全子会社化、自己株式の取得など、様々な企業価値向上策を実施した。
- 2024年8月以降: 新規コア商材創出・拡充のため、複数の国内外大手半導体・電子部品メーカーと代理店契約を締結。
- 2024年10月: レスターと資本業務提携契約を締結。中期経営計画を策定。
- 2024年11月1日〜12月2日: 自己株式の公開買付けを実施。
- 2025年6月: シミズシンテックを完全子会社化。自己株式の取得枠設定を公表。
2025年8月下旬〜10月下旬
- 加賀電子、新光商事との協業検討: 加賀電子は新光商事との事業シナジーを追求するため、情報交換から始まり、資本提携を含む協業、最終的には完全子会社化のストラクチャーについて協議を開始した。
- 2025年8月下旬: 加賀電子が新光商事へ情報交換目的の面談を依頼。
- 2025年9月中旬: 加賀電子と新光商事が面談を実施。
- 2025年9月下旬: 加賀電子が新光商事へ資本提携を含む協業を検討したい旨を連絡し、事業面での協業施策について協議。
- 2025年10月中旬以降: 加賀電子が新光商事との間で、完全子会社化を含む本取引の想定ストラクチャーについて協議開始。
- 2025年10月下旬: 加賀電子が本取引に関する本格的な検討を開始。
2025年11月中旬〜12月上旬
- 事業詳細と協業案の意見交換: 加賀電子と新光商事は、それぞれの事業詳細や潜在的な協業案について意見交換を行い、相互補完の可能性や競合する商流維持の重要性を確認した。
2025年12月上旬〜2026年4月上旬
- 専門家選任とデュー・ディリジェンス: 加賀電子は本取引の専門家を選任し、新光商事に対するデュー・ディリジェンスを実施。新光商事はグループ再編を進めた。
- 2025年12月上旬: 加賀電子がデロイト トーマツをFA/第三者算定機関、TMI総合法律事務所をLAに選任。
- 2025年12月11日: 新光商事取締役会がノバラックスジャパンの吸収合併を決議。
- 2025年12月18日: 加賀電子が新光商事へ法的拘束力を持たない意向表明書を提出し、デュー・ディリジェンスを打診。
- 2026年1月下旬〜3月下旬: 加賀電子が新光商事に対しデュー・ディリジェンスを実施。
- 2026年2月2日: 加賀電子が新光商事の特別委員会から本取引に関する質問書を受領。
- 2026年2月10日: 加賀電子が特別委員会へ質問書に書面で回答。
- 2026年2月16日: 加賀電子が特別委員会へ質問書に口頭で説明。
- 2026年4月1日: 新光商事によるノバラックスジャパンの吸収合併が効力発生。
2026年4月上旬〜5月中旬(買付価格をめぐる複数回の協議・交渉)
- 買付価格交渉と応募合意: 加賀電子は新光商事に対し複数回にわたり買付価格を提案し、交渉を重ねた結果、最終的に1,580円で合意。主要株主らとの応募合意も締結した。
- 2026年4月7日(第1回提案):買付価格1,420円を提案 → 新光商事及び特別委員会は再検討を要請。村上氏らに本取引を伝達。
- 2026年4月14日(第2回提案):買付価格1,490円を提案 → 新光商事及び特別委員会は再度再検討を要請。
- 2026年4月15日: 加賀電子がCI11らと面談。
- 2026年4月20日(第3回提案):買付価格1,510円を提案 → 新光商事及び特別委員会は再度再検討を要請。加賀電子が村上世彰氏と面談。
- 2026年4月27日: 村上世彰氏よりCI11らが本公開買付けに応募する意向であることを確認。
- 2026年4月28日(第4回提案):買付価格1,530円を提案 → 新光商事及び特別委員会は再度再検討を要請。
- 2026年4月30日: 加賀電子がレスター、北井暁夫氏と応募契約締結に向けた協議を開始。
- 2026年5月8日(第5回提案):買付価格1,550円を提案 → 新光商事及び特別委員会は再度再検討を要請。
- 2026年5月11日(最終提案):買付価格1,580円を提案。加賀電子がCI11ら、レスター、北井暁夫氏に買付価格1,580円を伝達。
- 2026年5月12日: 新光商事及び特別委員会が加賀電子に対し、買付価格の再検討を再度要請。
- 2026年5月13日(最終提案):買付価格1,580円を改めて提案(提示可能な最大限の価格)。
- 2026年5月14日: デロイト トーマツが株式価値算定書を提出。新光商事及び特別委員会が本公開買付けに賛同するが、応募推奨は株主の判断に委ねる旨を回答。
- 2026年5月15日: 加賀電子取締役会が買付価格1,580円で本公開買付け実施を決定。加賀電子がCI11ら、レスター、北井暁夫氏と応募合意/契約を締結。
上記は公開買付届出よりgemini抽出
企業情報の詳細
株主構成
株主名 | 比率(%) |
日本マスタートラスト信託銀行 | 11.10 |
NORTHERN TRUST CO. RE NON TREATY CLIENTS ACCOUNT | 8.98 |
野村絢 | 8.12 |
レスター | 5.02 |
キタイアンドカンパニー | 4.76 |
日本カストディ銀行 | 3.59 |
北井暁夫 | 3.13 |
日本カストディ銀行 | 2.26 |
日本カストディ銀行 | 1.80 |
EUROPEAN DEPOSITARY BANK SA-DUBLIN - BUTTERMERE DEEP VALUE FUND LIMITED | 1.75 |
株価指標
- 時価総額: 580億円
- PER: 96.8倍
- PBR: 0.9倍