バロンによる三光産業のTOB(プレミア +68%)まとめ
🔄 最終更新日: 2026年9月23日
基本情報
被買収企業 | 三光産業(7922) |
買付者 | バロン |
公開買付期間 | 26年2月4日〜3月19日 |
公開買付価格 | 726円 |
プレミアム | +68% |
買付け後の上場 | 廃止 |
公開買付けに関する経緯
2025年3月初旬
- MBO検討開始(石井氏): 三光産業の代表取締役社長執行役員である石井氏が、今後の企業価値向上策として、非公開化による機動的な経営体制の構築を検討し始めました。
2025年3月10日
- 融資検討開始: 石井氏は、MBOに必要な買付資金の調達可能性を探るため、金融機関との協議を開始しました。
2025年5月上旬
- 経営戦略の必要性を認識: 石井氏は、厳しい事業環境を踏まえ、シール・ラベル事業の黒字体質構築、新規事業拡大、M&Aによる戦略的投資といった抜本的な経営戦略の迅速な実践が必要であるとの考えに至りました。
2025年6月2日
- エス・ワイ・エスとの再出資合意: 石井氏は、主要株主であるエス・ワイ・エスに対し、TOB後の再出資(無議決権優先株式取得)を提案し、初期的な方針について合意しました。
2025年8月下旬〜9月上旬
- 優先株式出資条件の協議・合意: エス・ワイ・エスから優先株式出資条件の提案を受け、金融機関との協議を経て、再出資額10億円を含む大枠で合意しました。
- 2025年8月26日:エス・ワイ・エスより優先株式出資条件に関する提案を受領
- 2025年9月1日:金融機関と優先株式出資条件について協議を実施
- 2025年9月2日:エス・ワイ・エスと再出資額10億円を含む優先株式出資条件の大枠で合意
2025年9月12日
- 初回意向表明書の提出: 石井氏は、三光産業に対し、本取引の提案理由、スケジュール、スキーム、非公開化を提案する旨の法的拘束力のない意向表明書(本意向表明書①)を提出しました。
2025年9月17日
- 特別委員会組成の決議(三光産業): 三光産業は臨時取締役会で、石井氏が融資実行方針を確認することを停止条件として、特別委員会を組成することを決議しました。
2025年11月25日
- 意向表明書の再提出とアドバイザー選任: 石井氏は金融機関から融資実行方針を確認後、三光産業に意向表明書(本意向表明書②)を再提出し、SMBC日興証券、シティユーワ法律事務所、AGSコンサルティングをアドバイザーに選任しました。
2025年11月下旬
- 三光産業側アドバイザー選任: 三光産業は、MBOにおける利益相反を排除するため、J-TAPをファイナンシャル・アドバイザー兼第三者算定機関に、アンダーソン・毛利・友常法律事務所をリーガル・アドバイザーに選任しました。
2025年11月27日
- 特別委員会設置とデュー・ディリジェンス開始: 三光産業は取締役会で特別委員会設置を決議し、石井氏に協議・交渉に応じる旨を連絡。石井氏は三光産業に対するデュー・ディリジェンスを開始しました。
- 2025年11月27日:三光産業、特別委員会を設置し、本取引の協議・交渉に応じる旨を石井氏に連絡
- 2025年11月27日〜2026年1月上旬:石井氏、三光産業に対するデュー・ディリジェンスを実施
2025年12月上旬
- 特別委員会の活動開始: 特別委員会は、アドバイザーの独立性を確認し、石井氏に質問事項を送付、インタビューを実施して本取引の詳細を確認しました。
- 2025年12月2日:第1回特別委員会開催。J-TAPとアンダーソン・毛利・友常法律事務所の選任を承認、独立した検討体制も承認
- 2025年12月9日:石井氏、特別委員会を通じて質問事項書を受領
- 2025年12月17日:石井氏、質問事項書に書面で回答し、特別委員会よりインタビューを受け説明
2026年1月13日
- 公開買付者「バロン」設立と初回価格提案: 石井氏が公開買付者であるバロンを設立し、三光産業に対し、買付価格575円を初回提案しました。
2026年1月16日〜2月2日(買付価格をめぐる複数回の協議・交渉)
- 買付価格の交渉と最終合意: バロンと三光産業は、買付価格について複数回にわたる協議・交渉を行い、最終的に726円で合意しました。
- 2026年1月16日:三光産業、575円の提案を「受け入れられない」として再検討を要請
- 2026年1月20日:バロン、買付価格600円を提案 → 三光産業は「受け入れられない」として再検討を要請
- 2026年1月21日:バロン、買付価格630円を提案
- 2026年1月23日:三光産業、630円の提案を「受け入れられない」として再検討を要請
- 2026年1月26日:バロン、買付価格650円を提案
- 2026年1月27日:三光産業、650円の提案を「受け入れられない」として再検討を要請
- 2026年1月28日:バロン、買付価格700円を提案
- 2026年1月29日:三光産業、700円の提案を「受け入れられない」とし、過去5年間の最高値726円を要請
- 2026年1月30日:バロン、買付価格720円を最終提案 → 三光産業は「受け入れられない」とし、再度726円を要請
- 2026年2月2日:バロン、買付価格726円を最終提案 → 三光産業は特別委員会の意見を踏まえ、726円に応諾
2026年1月19日〜2月3日
- エス・ワイ・エスとの応募契約交渉・締結: バロンはエス・ワイ・エスとの間で応募契約の内容について協議・交渉を行い、買付価格726円を含む応募契約を締結しました。
2026年2月3日
- TOB実施決定と賛同表明: バロンはTOBの実施を決定し、三光産業は取締役会でTOBへの賛同意見表明と株主への応募推奨を決議しました。
上記は公開買付届出よりgemini抽出
企業情報の詳細
株主構成
株主名 | 比率(%) |
エス・ワイ・エス | 10.91 |
エツミ光学 | 6.41 |
三光産業取引先持株会 | 5.75 |
小舘和美 | 4.09 |
鈴木佳子 | 4.05 |
三井住友銀行 | 3.90 |
吉田文子 | 3.46 |
田中周子 | 3.01 |
松村紀子 | 3.01 |
土田雄一 | 2.83 |
株価指標
- 時価総額: 34億円
- PER: 38.8倍
- PBR: 0.4倍