OrsayによるアールビバンのTOB(プレミア +6%)まとめ
🔄 最終更新日: 2026年9月23日
基本情報
被買収企業 | アールビバン(7523) |
買付者 | Orsay |
公開買付期間 | 26年7月13日〜8月25日 |
公開買付価格 | 1,900円 |
プレミアム | +6% |
買付け後の上場 | 廃止 |
公開買付けに関する経緯
2025年6月中旬
- 野澤氏がMBOによる非公開化を検討: 野澤氏は、アールビバンが短期的な業績悪化リスクを回避し、新規施策を機動的に実行するためには、MBOによる非公開化が最も有効であると判断した。
2025年6月下旬
- 野澤氏がアールビバンにMBO提案: 野澤氏はアールビバンに対し、MBOによる非公開化を提案する提案書を提出し、協議・交渉を申し入れた。
2025年7月上旬
- 特別委員会の設置: アールビバンは、MBO提案の検討のため、社外取締役・監査役と外部有識者からなる特別委員会を設置し、協議に応じることを野澤氏に伝えた。
2025年7月下旬
- 野澤氏へのインタビュー: 特別委員会がMBOの背景、経緯、目的、スキーム、条件などについて野澤氏にインタビューを実施した。
2025年8月上旬〜下旬(買付価格をめぐる複数回の協議・交渉)
- 野澤氏が前回買付価格を交渉・合意: 野澤氏とアールビバン特別委員会との間で、公開買付価格について複数回の交渉が行われ、最終的に1,670円で合意した。
- 2025年8月5日(第1回提案): 買付価格 1,400円 を提案 → 特別委員会は「不十分」として再考要請(8/7)
- 2025年8月13日(第2回提案): 買付価格 1,520円 を提案 → 特別委員会は「不十分」として再考要請(8/18)
- 2025年8月21日(第3回提案): 買付価格 1,600円 を提案 → 特別委員会は「不十分」として再考要請(8/25)
- 2025年8月26日(第4回提案): 買付価格 1,665円 を提案 → 特別委員会は「不十分」として再考要請(8/27)
- 2025年8月28日(最終提案): 買付価格 1,670円 を提案 → 特別委員会は応諾(8/28)
2025年8月下旬
- Orsayが前回公開買付けを決定: Orsayは、アールビバンとの協議・交渉を経て、前回取引の一環として前回公開買付けの実施を決定した。
2025年9月上旬〜10月下旬
- 前回公開買付けの不成立: 前回公開買付けが実施されたが、牧氏が応募しなかったことなどにより、買付予定数の下限に満たず不成立となった。
2025年9月上旬〜12月上旬
- 牧氏による株式取得の継続: 前回公開買付けの期間中および終了後も、牧氏は市場内でアールビバン株式の取得を継続し、保有割合を増加させた。
- 2025年9月2日: 牧氏の保有割合が15.58%に増加
- 2025年9月29日: 牧氏の保有割合が21.70%に増加
- 2025年9月30日: 牧氏の保有割合が27.93%に増加
- 2025年10月6日: 牧氏の保有割合が29.74%に増加
- 2025年10月9日: 牧氏の保有割合が31.12%に増加
- 2025年10月15日: 牧氏の保有割合が32.42%に増加
- 2025年10月22日: 牧氏の保有割合が33.93%に増加
- 2025年10月30日: 牧氏の保有割合が38.86%に増加
- 2025年11月10日: 牧氏の保有割合が39.95%に増加
- 2025年12月11日: 牧氏の保有割合が40.13%に増加
前回公開買付け終了後
- アールビバンと牧氏の協議: 前回公開買付け終了後も、アールビバンは牧氏との間で資本政策に関する協議を継続した。
2025年12月下旬
- 牧氏からの経営関与提案: 牧氏から、大株主としてアールビバンの経営に関与し、イベント共同運営や集客施策を共同実行する提案があった。
2026年2月下旬
- アールビバンが牧氏に株式売却を打診: アールビバンは牧氏の提案と経営方針に相違があるため、企業価値最大化の観点から、牧氏に保有株式の全部売却の可能性について意向を確認した。
2026年4月下旬
- 野澤氏と牧氏の交渉開始: 牧氏が野澤氏個人との株式売却交渉を具体的に行う意向を示し、これを受けて野澤氏が牧氏との協議・検討を開始した。
2026年5月上旬
- 牧氏からの売却価格提案: 牧氏から、アールビバンの期末配当を前提に、1株あたり1,900円での全株式売却の意向が示された。
2026年5月中旬
- 牧氏の公開買付け応募意向確認: 野澤氏との協議の結果、Orsayが1株1,900円で公開買付けを行う場合、牧氏が保有する全株式を応募する意向であることが確認された。
- OrsayがMBOによる非公開化を再検討: Orsayは、短期的な業績変動に左右されず、新規施策を機動的に実行するためには、MBOによる非公開化がアールビバンの企業価値向上のために最も有効であると再認識した。
2026年5月下旬
- Orsayがアドバイザーを選任: Orsayは、本公開買付けの実現可能性が高まったことを受け、リーガル・アドバイザーと財務アドバイザーを選任し、完全子会社化に向けた具体的な検討を開始した。
- Orsayがアールビバンに本TOBを提案: Orsayはアールビバンに対し、1株あたり1,900円での本公開買付けによる非公開化を提案した。
2026年5月下旬〜6月中旬
- OrsayがDDを実施: Orsayは、アールビバンの現在の経営・財務状況を確認するため、デュー・ディリジェンスを実施した。
2026年6月上旬〜下旬(特別委員会との質疑応答)
- Orsayが特別委員会と交渉・応諾: Orsayは、特別委員会からの質問に対し、牧氏との交渉経緯や価格引き上げの困難性などを回答し、特別委員会は1,900円の買付価格を応諾した。
- 2026年6月8日: 特別委員会からOrsayへ質問書を送付
- 2026年6月15日: Orsayが質問書に回答。特別委員会から追加質問書を受領(牧氏との交渉経緯、価格引き上げの可能性など)
- 2026年6月19日: Orsayが追加質問書に回答(融資上限額、牧氏の意向、これ以上の価格引き上げは困難である旨)
- 2026年6月30日: 特別委員会が公開買付価格1,900円を応諾する旨の回答書を受領
2026年7月上旬
- Orsayが融資条件合意・証明書取得: Orsayは、レンダーとの間で公開買付価格1,900円を前提とした融資条件に合意し、三井住友銀行とみずほ銀行から融資証明書を取得した。
- Orsayが本公開買付けを決定: Orsayは、一連の協議・交渉を経て、本公開買付けの実施を決定した。
上記は公開買付届出よりgemini抽出
企業情報の詳細
株主構成
株主名 | 比率(%) |
立花証券 | 39.93 |
カツコーポレーション | 33.76 |
MAGO CREATION | 7.16 |
栗田実 | 3.93 |
野澤克巳 | 2.61 |
野澤二三朝 | 1.02 |
野澤竹志 | 0.54 |
岩本一也 | 0.50 |
樋口弘司 | 0.39 |
INTERACTIVE BROKERS LLC | 0.27 |
株価指標
- 時価総額: 164億円
- PER: 9.7倍
- PBR: 1.0倍