LVJホールディングス2による三菱ロジスネクストのTOB(プレミア -15%)まとめ
🔄 最終更新日: 2026年9月23日
基本情報
被買収企業 | 三菱ロジスネクスト(7105) |
買付者 | LVJホールディングス2 |
公開買付期間 | 26年1月21日〜2月18日 |
公開買付価格 | 1,537円 |
プレミアム | -15% |
買付け後の上場 | 廃止 |
公開買付けに関する経緯
2024年8月下旬
- 三菱重工による売却意向表明: 三菱重工が対象者に対し、事業ポートフォリオ変革のため、対象者株式の非公開化をメインシナリオとした売却意向を伝達。対象者は本資本取引の検討を開始しました。
2024年9月下旬
- アドバイザー選任: 対象者は、三菱重工、公開買付者関係者(JIP含む)並びに対象者から独立した財務アドバイザー(野村證券)と法務アドバイザー(森・濱田松本法律事務所)を選任しました。
2024年10月上旬
- 三菱重工との面談: 対象者と三菱重工が面談し、三菱重工が買手候補先企業を選定するための入札手続を速やかに実施したい意向であることを再確認しました。
2024年11月上旬〜中旬
- 対象者対案の提出と入札プロセス開始: 対象者は三菱重工へ「対象者対案」を提出しましたが、三菱重工は速やかな売却を志向。対象者と三菱重工は、複数の事業会社や投資ファンドに対して本入札プロセスへの参加打診を開始しました。
- 2024年11月12日: 対象者が三菱重工へ「対象者対案」を提出(短期的な悪影響回避、事業会社パートナー先行招聘などを提案)
- 2024年11月中旬: 三菱重工は対象者対案を受け入れず、速やかな売却を志向
- 2024年11月中旬: 対象者と三菱重工は、複数の事業会社や投資ファンドに対して本入札プロセスへの参加打診を開始
- 2024年11月中旬: JIPはゴールドマン・サックスを通じて打診を受け、本入札プロセスへの参加を決定
2024年11月下旬
- 第一次入札プロセス開始: 対象者と三菱重工は、14社の候補先(本第一次候補先)に対して、法的拘束力のない予備的な提案を求める第一次入札プロセスを開始しました。
- 2024年11月20日: 本第一次入札プロセス開始
2024年12月上旬
- 憶測報道とJIPの法務アドバイザー選任: 一部報道機関で三菱重工による対象者株式売却に向けた憶測報道がなされ、対象者株式の株価が急騰。JIPは法務アドバイザーを選任しました。
- 2024年12月上旬: JIPが法務アドバイザーとしてアンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業を選任
- 2024年12月6日: 一部報道機関で三菱重工による対象者株式売却に向けた憶測報道がなされ、対象者株式の株価が急騰
2024年12月下旬
- 特別委員会設置と第二次入札プロセス候補選定: 対象者取締役会で特別委員会の設置を決議。第一次入札プロセスで意向表明書を提出した6社のうち、JIPを含む3社が第二次入札プロセスへの参加候補に選定されました。
- 2024年12月19日: 対象者取締役会で、独立役員5名から構成される特別委員会(本特別委員会)の設置を決議
- 2024年12月下旬: 本第一次候補先のうち6社が意向表明書を提出
- 2024年12月下旬: 対象者と三菱重工は、JIPを含む3社の候補者(本第二次候補先)を本二次入札プロセスへの参加候補として選定
- 2024年12月下旬: JIPは法的拘束力のない意向表明書を三菱重工に提出
2025年1月中旬
- 第二次入札プロセス開始とデュー・ディリジェンス: 対象者と三菱重工は本二次入札プロセスを開始し、本第二次候補先による対象者に関するデュー・ディリジェンスが開始されました。JIPも初期的なデュー・ディリジェンスを開始しました。
2025年2月下旬
- JIPからの最終提案書提出: JIPが対象者及び三菱重工に対して、法的拘束力のない最終提案書を提出。対象者と三菱重工はJIPの提案を継続検討し、追加デュー・ディリジェンスの機会を付与しました。
- 2025年2月25日: JIPが対象者及び三菱重工に対して、法的拘束力のない最終提案書を提出
- 2025年2月25日: 対象者と三菱重工はJIPの提案を継続検討し、法的拘束力のある提案書提出を依頼、追加デュー・ディリジェンスの機会を付与
2025年3月上旬〜4月下旬
- 追加デュー・ディリジェンスとグランドデザイン提案: JIPは対象者のビジネス、財務、税務、法務等に関する追加デュー・ディリジェンスを実施。対象者は三菱重工に対し、中長期的な経営戦略「グランドデザイン」を提案しましたが、三菱重工は速やかな売却を志向しました。
- 2025年3月上旬〜4月下旬: JIPは対象者のビジネス、財務、税務、法務等に関する追加デュー・ディリジェンスを実施
- 2025年3月19日: 対象者が三菱重工に対し、中長期的な経営戦略「グランドデザイン」を提案(現在の資本関係維持と2年間の経営基盤見直しを提案)
2025年4月下旬
- JIPからの最終再提案書提出: JIPが対象者及び三菱重工に対して、本公開買付価格1,537円、本自己株式取得価格1,081円を含む法的拘束力を有する最終再提案書を提出しました。
- 2025年4月28日: JIPが対象者及び三菱重工に対して、本公開買付価格1,537円、本自己株式取得価格1,081円を含む法的拘束力を有する最終再提案書を提出
2025年5月上旬〜9月上旬
- 条件交渉と再提案: 対象者と三菱重工はJIPとともに詳細な協議を継続。JIPは三菱重工との間で本三菱重工出資を含め、本取引に係る条件交渉を進め、米国政府による関税導入の影響についても分析・検討しました。
- 2025年5月上旬以降: 対象者と三菱重工はJIPとともに、本資本取引の実施へ向けた詳細な協議を継続
- 2025年4月〜9月: JIPは三菱重工との間で、本三菱重工出資を含め、本取引に係る条件交渉を進める
- 2025年4月〜9月: JIPは米国政府による相互関税・追加関税の導入等が対象者の事業に及ぼす影響について分析・検討
- 2025年8月5日: 対象者が2026年3月期業績予想の下方修正を公表
- 2025年9月5日: JIPが対象者及び三菱重工に対して、本公開買付価格1,537円、本自己株式取得価格1,081円を含む法的拘束力のない再提案書(9月5日付再提案書)を提出
2025年9月上旬〜下旬(価格交渉)
- 公開買付価格をめぐる複数回の協議・交渉: 対象者とJIPの間で公開買付価格について複数回の交渉が行われました。対象者は価格引き上げを要請しましたが、JIPは提示価格が最大限であるとの見解を維持しました。
- 2025年9月18日: 対象者は本特別委員会の承認を得て、JIPに対し公開買付価格の引き上げを含む提案条件の再検討を要請
- 2025年9月21日: JIPは対象者に対し、9月5日付再提案書に記載の価格が提示可能な最大限の価格であると回答(対象者の業績下方修正を踏まえる)
- 2025年9月23日: 対象者は本特別委員会との協議を経て、JIPに対し再度公開買付価格の引き上げを要請(足元の株価を下回る、憶測報道前のプレミアム率が低いことを理由)
- 2025年9月25日: JIPは対象者に対し、株価は憶測報道による期待で高水準、憶測報道前の株価は関税影響を反映しておらず、価格見直しの必要はないと回答
- 2025年9月25日: 対象者は本特別委員会の承認を得て、JIPに対し再度公開買付価格の引き上げを要請
- 2025年9月29日: JIPは対象者に対し、価格引き上げに応じる意向がない旨を再度回答
- 2025年9月29日: 野村證券が対象者へ株式価値算定書を提出
2025年9月下旬
- 最終合意と公開買付け開始予定の公表: JIPは最終提案書を提出し、対象者と合意に至りました。公開買付者は対象者との間で本公開買付契約を、三菱重工との間で本取引基本契約を締結。対象者取締役会は本公開買付けに賛同し、応募は株主の判断に委ねる旨を決議しました。
- 2025年9月30日: 対象者と特別委員会は、JIPからこれ以上の譲歩を引き出すことは困難と判断
- 2025年9月30日: JIPが対象者に対し、本公開買付価格1,537円、本自己株式取得価格1,081円を含む、金融機関からの法的拘束力を有するコミットメントレターが付された最終提案書(9月30日付再提案書)を提出
- 2025年9月30日: 対象者とJIPが合意に至る
- 2025年9月30日: 公開買付者は対象者との間で本公開買付契約を、三菱重工との間で本取引基本契約を締結
- 2025年9月30日: 対象者取締役会は本公開買付けに賛同し、応募は株主の判断に委ねる旨を決議
- 2025年9月30日: 本特別委員会が対象者取締役会へ答申書を提出
- 2025年9月30日: 公開買付者は、本クリアランスの取得に一定期間を要するため、2025年12月下旬頃を目途に本公開買付けを開始することを目指すことを公表
2025年11月〜12月
- 各国競争法クリアランス取得: サウジアラビア、米国、日本、アラブ首長国連邦における競争法に係るクリアランスが取得されました。公開買付者は対象者株式1株を取得しました。
- 2025年11月6日(現地時間): サウジアラビアにおける競争法に係るクリアランス取得完了
- 2025年11月28日: 公開買付者が対象者株式1株を取得
- 2025年12月3日(現地時間): 米国における競争法に係るクリアランス取得完了
- 2025年12月10日: 日本における競争法に係るクリアランス取得完了
- 2025年12月23日(現地時間): アラブ首長国連邦における競争法に係るクリアランス取得完了
2025年12月下旬
- 一部クリアランス未完了の公表: 公開買付者は、EU、エジプト、クウェート、南アフリカにおける競争法に基づく手続が未完了であることを公表しました。
- 2025年12月25日: 公開買付者が、EU、エジプト、クウェート、南アフリカにおける競争法に基づく手続が未完了であることを公表
2026年1月上旬〜中旬
- 残りの競争法クリアランス取得: EU、エジプト、クウェート、南アフリカにおける競争法に係るクリアランスが取得され、全てのクリアランス取得が完了しました。
- 2026年1月6日(現地時間): エジプトにおける競争法に係るクリアランス取得完了
- 2026年1月8日(現地時間): クウェートにおける競争法に係るクリアランス取得完了
- 2026年1月13日(現地時間): EU、南アフリカにおける競争法に係るクリアランス取得完了
2026年1月中旬
- 公開買付け開始の最終決定: 公開買付者は対象者に対し、本クリアランス取得完了と、本公開買付前提条件充足を前提に1月21日より公開買付けを開始する意向を連絡。対象者は特別委員会に意見変更の有無を諮問しました。
- 2026年1月14日: 公開買付者が対象者に対し、本クリアランス取得完了と、本公開買付前提条件充足を前提に1月21日より公開買付けを開始する意向を連絡
- 2026年1月15日: 対象者が本特別委員会に対し、2025年9月30日付の意見に変更がないか諮問
2026年1月下旬
- 公開買付け開始: 本特別委員会は2025年9月30日付の答申内容に変更はない旨の答申書を提出。公開買付者は本公開買付前提条件が全て充足されたことを確認し、本公開買付けを1月21日より開始することを決定しました。
- 2026年1月20日: 本特別委員会が対象者取締役会に対し、2025年9月30日付の答申内容に変更はない旨の答申書を提出
- 2026年1月20日: 公開買付者は本公開買付前提条件が全て充足されたことを確認し、本公開買付けを1月21日より開始することを決定
- 2026年1月20日: 対象者取締役会は、本公開買付けに改めて賛同し、応募は株主の判断に委ねる旨を決議
- 2026年1月20日: 公開買付者、三菱重工、公開買付者親会社の間で本株主間契約を締結
- 2026年1月21日〜2026年2月18日(予定): 本公開買付け実施期間
2026年4月下旬(予定)
- スクイーズアウト手続と資金提供: 本公開買付けにより全株式を取得できなかった場合、本スクイーズアウト手続(株式併合)が実施され、公開買付者による対象者への資金提供及び対象者による減資等が行われる予定です。
2026年5月上旬(予定)
- 自己株式取得と三菱重工出資: 対象者による三菱重工からの自己株式取得が実施され、その後、三菱重工による公開買付者への出資が行われる予定です。
上記は公開買付届出よりgemini抽出
企業情報の詳細
株主構成
株主名 | 比率(%) |
三菱重工業 | 64.58 |
GSユアサ | 4.41 |
MSIP CLIENT SECURITIESモルガン・スタンレーMUFG証券 | 3.92 |
日本マスタートラスト信託銀行 | 3.04 |
日本カストディ銀行 | 1.82 |
日本マスタートラスト信託銀行 | 1.28 |
三菱UFJ銀行 | 1.28 |
JPモルガン証券 | 1.26 |
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG三菱UFJ銀行 | 1.17 |
野村證券 | 0.97 |
株価指標
- 時価総額: 1,938億円
- PER: 22.3倍
- PBR: 1.6倍