ヒューリックによるリソー教育グループのTOB(プレミア +37.2%)まとめ

🔄 最終更新日: 2026年10月14日

基本情報

被買収企業

リソー教育グループ(4714)

買付者

ヒューリック(3003)

公開買付期間

26年10月14日〜11月26日

公開買付価格

295円

プレミアム

37.21%

買付け後の上場

廃止

公開買付けに関する経緯

2018年10月頃

  • こども教育事業への参入: ヒューリックはリソー教育に不動産を賃貸し、教育事業における「こどもでぱーと」開発を目的とした業務提携契約を締結しました。

2020年9月下旬〜2021年11月下旬

  • 資本提携と持分法適用化: ヒューリックはリソー教育との資本・業務提携契約を締結し、複数回の株式取得を通じて持分法適用関連会社としました。
    • 2020年9月29日: ヒューリックとリソー教育が資本・業務提携契約を締結。
    • 2020年9月30日: ヒューリックがリソー教育株式7,820,000株(5.29%)を取得。
    • 2021年5月28日: ヒューリックがリソー教育株式9,322,039株を追加取得し、合計17,142,039株(11.60%)を所有。
    • 2021年10月27日: ヒューリックがリソー教育株式8,200,000株を追加取得し、資本・業務提携契約変更契約書を締結。
    • 2021年11月17日: リソー教育からの第三者割当によりヒューリックが6,500,000株を追加取得し、合計31,842,039株(21.54%)を所有、持分法適用関連会社化。

2023年12月上旬

  • 連結子会社化の検討開始: ヒューリックはリソー教育の財務基盤強化と成長投資資金確保のため、連結子会社化が最適と判断しました。

2024年4月上旬〜6月上旬

  • 前回TOBと連結子会社化: ヒューリックはリソー教育の連結子会社化を目的とした公開買付けと第三者割当増資を実施し、リソー教育を連結子会社としました。
    • 2024年4月8日: ヒューリックとリソー教育が資本・業務提携契約変更契約書を締結。
    • 2024年4月9日〜5月27日: 前回公開買付けを実施(買付価格320円)。
    • 2024年5月28日: ヒューリックが前回公開買付けで39,447,230株を取得し、第三者割当増資で15,596,330株を引き受け、リソー教育を連結子会社化。
    • 2024年6月3日: 前回公開買付けの決済開始日。ヒューリックがリソー教育株式合計86,885,599株(51.12%)を所有。

2024年5月下旬〜2026年6月中旬

  • 完全子会社化の検討開始: 連結子会社化後も業績劣後が見られ、ヒューリックはグループ最適化と機動的な投資判断のため、リソー教育の完全子会社化が最善と判断しました。

2026年6月中旬〜6月下旬

  • 専門家選任と意向表明: ヒューリックは完全子会社化に向け、FA等専門家を選任し、リソー教育に意向表明書を提出しました。
    • 2026年6月中旬: ヒューリックがみずほ証券をFAとして選任。
    • 2026年6月24日: ヒューリックが森・濱田松本法律事務所をリーガル・アドバイザーとして選任。
    • 2026年6月29日: ヒューリックがKPMG FASを会計・税務アドバイザーとして選任。
    • 2026年6月30日: ヒューリックがリソー教育に意向表明書を提出。

2026年7月上旬〜8月下旬

  • 特別委員会設置とDD実施: リソー教育は特別委員会を設置し、ヒューリックはデュー・ディリジェンスを実施しました。
    • 2026年7月10日: リソー教育が特別委員会設置を決議し、デュー・ディリジェンスへの協力を通知。
    • 2026年7月下旬〜8月下旬: ヒューリックがリソー教育に対してデュー・ディリジェンスを実施。

2026年9月上旬〜10月上旬(買付価格をめぐる複数回の協議・交渉)

  • 買付価格の協議・交渉: ヒューリックとリソー教育および特別委員会は、公開買付価格と新株予約権買付価格について複数回にわたり協議・交渉を行いました。
    • 2026年9月1日(第1回提案): ヒューリックが買付価格240円を提案 → 特別委員会は「不十分」として再考要請(9/4)。
    • 2026年9月9日(第2回提案): ヒューリックが買付価格260円を提案 → 特別委員会は「著しく不十分」として大幅な引上げを要請(9/11)。
    • 2026年9月18日(第3回提案): ヒューリックが買付価格280円を提案 → 特別委員会は「未だ十分な水準に達していない」としてさらなる引上げを要請(9/25)。
    • 2026年9月29日(第4回提案): ヒューリックが買付価格290円を提案 → 特別委員会は「十分な価格とは言い難い」として引上げ、またはマジョリティ・オブ・マイノリティ条件設定を要請(9/30)。
    • 2026年10月2日(最終提案): ヒューリックが買付価格295円を提案し、マジョリティ・オブ・マイノリティ条件は設定しない方針を説明 → 特別委員会は「十分な水準とは評価し難い」としてさらなる引上げを要請(10/5)。
    • 2026年10月6日(再提案): ヒューリックが買付価格295円を再提案(最大限の価格)→ 特別委員会は「十分な価格とは評価し難い」としてさらなる引上げを要請(10/7)。
    • 2026年10月8日(再々提案): ヒューリックが買付価格295円を再々提案(最良にして最終の提案)。
    • 2026年10月9日: リソー教育および特別委員会が再々提案の価格(295円)で賛同意見表明・応募推奨を決定。

2026年9月下旬〜10月中旬

  • 駿河台学園との応募契約: ヒューリックは公開買付けの成立可能性を高めるため、駿河台学園と応募契約を締結しました。
    • 2026年9月28日: ヒューリックが駿河台学園に買付価格290円での応募意向を確認。
    • 2026年10月8日: ヒューリックと駿河台学園が応募契約の条件に合意。
    • 2026年10月13日: ヒューリックが駿河台学園との間で応募契約を締結。

2026年10月13日

  • TOB実施の最終決定: ヒューリックは取締役会決議により、本公開買付けの実施を決定しました。

上記は公開買付届出よりgemini抽出

企業情報の詳細

株主構成

株主名

比率(%)

ヒューリック

51.01

学校法人駿河台学園

6.06

日本マスタートラスト信託銀行

3.76

日本カストディ銀行

0.83

リソー教育グループ従業員持株会

0.81

JPモルガン証券

0.53

JP MORGAN CHASE BANK 385781

0.51

由岐洋輔

0.49

STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001

0.39

難波江和久

0.36

データ: 公表前直近の有報(26年5月21日提出)より

株価指標

  • 時価総額: 369億円
  • PER: 22.7倍
  • PBR: 3.0倍