Kamgras1によるカカクコムのTOB(プレミア +3%)まとめ
🔄 最終更新日: 2026年9月23日
基本情報
被買収企業 | カカクコム(2371) |
買付者 | Kamgras1 |
公開買付期間 | 26年5月13日〜7月2日 |
公開買付価格 | 3,000円 |
プレミアム | +3% |
買付け後の上場 | 廃止 |
公開買付けに関する経緯
2023年1月中旬
- EQTによる投資検討開始: EQTはテクノロジー領域の日本における投資機会を検討する中で、カカクコムを魅力的な投資先候補として分析を開始しました。
2024年2月〜2025年11月
- DGへの複数提案受領: DGは取引金融機関等の紹介を通じて、EQTを含む複数のプライベート・エクイティ・ファンドや投資機能を有する企業等から、カカクコムの経営戦略や資本構成の最適化に関する提案を受領しました。
2024年5月22日〜2025年11月中旬
- EQTからカカクコムへの協議打診: EQTはカカクコムに対し、株式の非公開化に係る検討を含めた協議を行いたい旨を打診し、複数回の協議を実施しましたが、具体的な提案には至りませんでした。
2025年11月下旬
- DGへの戦略的選択肢提案依頼: DGはEQTより、カカクコム株式の非公開化を含む戦略的選択肢に関する提案依頼を受けました。
2025年12月上旬
- DGによるEQTのパートナー選定: DGは、カカクコムの中長期的な成長と企業価値向上に最善であると判断し、EQTをパートナーとして選定しました。
2025年12月9日
- EQTからDGへの初期提案: EQTはDGに対し、カカクコムの非公開化と、非公開化後にDGがSPC株式を所有し投資を継続する旨の法的拘束力のない初期的な提案を行いました。
2025年12月15日
- DGからカカクコムへの提案伝達: DGはカカクコムに対し、コンソーシアムを組成しTOBに関する提案を行う予定であること、および不応募契約締結ストラクチャーを検討していることを伝達しました。
2026年1月上旬
- アドバイザー選任(DG・EQT): DGはTMI総合法律事務所を、EQTは外国法共同事業法律事務所リンクレーターズをそれぞれ法務アドバイザーとして選任しました。
2026年1月下旬
- DGからKDDIへの打診: DGはKDDIに対し、コンソーシアム組成とTOB提案、不応募契約締結ストラクチャーを検討していることを伝達し、KDDIは検討する旨を回答しました。
2026年2月上旬
- アドバイザー選任(DG): DGは野村證券をファイナンシャル・アドバイザーとして選任しました。
2026年2月12日
- コンソーシアムからカカクコムへの提案書提出: コンソーシアムは、中長期的な企業価値向上を目指し、SPCによるカカクコム株式の非公開化と、非公開化後のDGのSPC株式保有に関する法的拘束力のない提案書をカカクコムに提出しました。
2026年2月18日
- デュー・ディリジェンス機会の提供決定: カカクコムはEQTに対し、デュー・ディリジェンスの機会を提供することを決定しました。
2026年2月下旬
- アドバイザー選任(EQT): EQTは西村あさひ法律事務所・外国法共同事業を法務アドバイザー、KPMG FAS及びKPMG税理士法人を会計・税務アドバイザー、三菱UFJモルガン・スタンレー証券をファイナンシャル・アドバイザーとして選任しました。
2026年2月下旬〜4月中旬
- コンソーシアムによるデュー・ディリジェンス: コンソーシアムはカカクコムに対してデュー・ディリジェンスを実施し、事業内容や成長戦略、経営課題等への理解を深めました。
2026年4月9日
- KDDIへの自己株式取得ストラクチャー打診: コンソーシアムはKDDIに対し、自己株式取得に応じるストラクチャーについて打診しました。
2026年4月15日
- 第1回提案とカカクコムの再考要請: コンソーシアムはカカクコムに第1回提案書を提出しましたが、カカクコムと特別委員会は買付価格が不十分として引き上げと再提案を要請しました。
- 2026年4月15日(第1回提案): 買付価格 2,300円 を提案
- 同日: カカクコムと特別委員会は「不十分」として再考要請
- 同日: KDDIが自己株式取得ストラクチャーでの検討を進める旨をコンソーシアムに連絡
2026年4月20日
- 第2回提案: コンソーシアムは、KDDIとの協議を踏まえ、カカクコムに第2回提案書を提出しました。
- 2026年4月20日(第2回提案): 買付価格 2,440円 を提案
2026年4月23日、4月30日、5月1日
- KDDIとの不応募契約協議: コンソーシアムは公開買付価格や不応募契約の各種条件について、KDDIと複数回にわたり直接協議を行いました。
2026年4月24日
- 第2回提案への再考要請と第3回提案: カカクコムと特別委員会は第2回提案価格が不十分として引き上げを要請し、これを受けてコンソーシアムは第3回提案書を提出しました。
- 2026年4月24日: カカクコムと特別委員会が第2回提案価格の引き上げを要請
- 同日(第3回提案): 買付価格 2,520円 を提案
2026年4月27日
- 第3回提案への再考要請: カカクコムと特別委員会は、第3回提案価格が依然として不十分であり、市場株価を下回るとして引き上げを要請しました。
2026年4月30日
- 第4回提案: コンソーシアムは、カカクコムと特別委員会の要請を受けて、第4回提案書を提出しました。
- 2026年4月30日(第4回提案): 買付価格 2,570円 を提案
2026年5月1日
- 第4回提案への再考要請: カカクコムと特別委員会は、第4回提案価格が依然として不十分であり、市場株価を踏まえても不十分として引き上げを要請しました。
2026年5月7日
- 第5回提案と競合提案の受領: コンソーシアムはカカクコムに第5回提案書を提出しましたが、同日夜にカカクコムはベインキャピタルとLINEヤフーから競合提案を受領した旨をコンソーシアムに連絡しました。
- 2026年5月7日(第5回提案): 買付価格 2,600円 を提案
- 同日夜: カカクコムがベインキャピタルとLINEヤフーから買付価格 3,000円 の非公開化提案(法的拘束力なし)を受領した旨をコンソーシアムに連絡
- 同日: 公開買付者がKDDIに第5回提案を伝達 → KDDIは価格引き上げを要請
2026年5月8日
- 競合提案共有と第6回最終提案: カカクコムから競合提案の内容共有を受けたコンソーシアムは、DGとの合意変更の上、法的拘束力のある第6回最終提案書を提出しました。
- 2026年5月8日: カカクコムがコンソーシアムにベインキャピタル・LINEヤフー提案の内容を共有
- 同日(第6回最終提案): 買付価格 2,950円 を提案(DG株式の全株式自己株式取得ストラクチャーへの変更合意を含む)
2026年5月9日
- 第6回提案への再考要請: カカクコムと特別委員会は、第6回提案に対し、更なる価格引き上げ、公表予定日の延期、および公開買付契約の修正を要請しました。
- 2026年5月9日: カカクコムと特別委員会が第6回提案に対し、価格引き上げ、公表延期、契約修正を要請
- 同日: 公開買付者がKDDIに第6回提案を伝達 → KDDIは価格引き上げを要請
2026年5月10日
- 第7回改定最終提案: コンソーシアムは、これ以上の価格引き上げ余地がないことを明示し、第7回改定最終提案書をカカクコムに提出しました。
- 2026年5月10日(第7回改定最終提案): 買付価格 3,000円 を提案
- 同日: 公開買付者がKDDIに第7回提案を伝達 → KDDIは特別委員会の応募推奨を前提に受諾
2026年5月11日
- 契約修正案の提示と再修正案の提示: カカクコムと特別委員会は第7回提案価格を妥当と評価しつつも、公開買付契約の修正を要請。これに対しコンソーシアムは再修正案を提示しました。
- 2026年5月11日: カカクコムと特別委員会が第7回提案価格は妥当と評価するも、公開買付契約の修正案を提示
- 同日: コンソーシアムが公開買付契約の再修正案を提示
2026年5月12日
- TOB実施の最終決定と契約締結: カカクコムと特別委員会が公開買付契約の再修正案を受諾し、コンソーシアムは公開買付価格3,000円でのTOB実施を最終決定しました。
- 2026年5月12日: カカクコムと特別委員会が再修正案を受諾
- 同日: コンソーシアムがTOB実施を決定(買付価格 3,000円)
- 同日: 公開買付者がKDDIと不応募契約を締結
上記は公開買付届出よりgemini抽出
企業情報の詳細
株主構成
株主名 | 比率(%) |
デジタルガレージ | 20.69 |
KDDI | 17.71 |
日本マスタートラスト信託銀行 | 12.12 |
日本カストディ銀行 | 4.27 |
ステートストリートバンクアンドトラストカンパニー505001 | 3.70 |
ビーエヌワイエムアズエージーテイクライアンツ10パーセント | 1.63 |
RBC IST 15 PCT NON LENDING ACCOUNT - CLIENT ACCOUNT | 1.46 |
ビーエヌワイエムアズエージーテイクライアンツノントリーテイージヤスデツク | 1.14 |
ジェーピーモルガンチェースバンク380055 | 1.07 |
ザバンクオブニューヨークメロン140044 | 0.98 |
株価指標
- 時価総額: 5,798億円
- PER: 30.8倍
- PBR: 10.6倍